上の天神 生根神社 ロゴ
上の天神 生根神社
宮司ご挨拶

平素は氏子・崇敬者の皆様に大切に護持していただき誠にありがとうございます。

神道では、神さまは清らかな場所に宿るとされ、 清浄であればあるほど、その力を発揮されると考えられています。
また「神は人の敬うによって威を増し、人は神の徳によりて運を添ふ」という言葉があります。 この言葉の出典は、鎌倉幕府第3代執権の北条泰時が貞永元年(1232年)に定めた武家法「御成敗式目」で、この文言はその第一条の条文の中に記されています。「神は人から敬われることによって霊験があらたかになって益々その威力を発揮するようになり、また人は、神を敬うことによって、より良い運を与えられる」という意味です。

生根神社が今ここに在り続けているということは、先人たちによって尊い神様と敬われ大切に守られ続けてきた結果であり、増し続けられた神様の徳は皆様により良い運をお与え頂き続けるのであろうと考えるのであります。

当社には日々の祈りの場以外にも夏に「だいがく祭り」、冬に「こつま南瓜祭り」といった、生根神社独特の祈りの機会があり、それを護持するには皆さまに多大なご負担をお掛け致しますが、今後とも将来の子や孫たちの為にもお力添えを賜りたく存じます。
皆様の御参詣を心よりお待ち申し上げております。

平成26年2月吉日

生根神社 宮司 吉見友伸