上の天神 生根神社 ロゴ
上の天神 生根神社
こつま南瓜祭り
「こつま南瓜塚」は西成区玉出の生根神社にあり、豊受大御神(食物の神)より陽の気の精を賜った「こつま南瓜」の御霊を祀っています。
江戸時代に飢饉がおこったとき、勝間(こつま)村の農民達は、大事に保存していた、こつま南瓜を食べ餓えをしのいだそうです。その感謝の意を込められた「かぼちゃ石」という石が生根神社の境内にあったとのこと。古くから生根神社では「こつま南瓜」神事が行われていたとのことで、参詣者は一年間の平穏無事と無病息災を願い、その御利益は霊験あらたかだったと伝えられています。しかし、境内拡張工事や戦災により「かぼちゃ石」は撤去され、こつま南瓜が栽培されなくなるとともに「こつま南瓜」神事もおこなわれなくなってしまいました。 昭和61年冬至に、「こつま南瓜祭」が神事として復活したと同時に現在の「こつま南瓜塚」も建立され、多くの参詣者のお参りをいただいております。 毎年12月の冬至の日に「こつま南瓜祭り」はおこなわれます。
「こつま南瓜塚」にお参りし「こつま南瓜石」を撫でていただき豊受大御神、生根大神の御神徳を享けて、生気、才気、商気(商魂)の起活をお祈りください。